
鎌倉時代から続く石川町の歴史と、新しい桟橋の物語
石川町を流れる中村川は、横浜の歴史を語る上で欠かせない運河です。かつて横浜港とまちを結ぶ水上交通の大動脈として、人と船、そして多彩な文化が行き交いました。「水」と「暮らし」が寄り添うまちとして、石川町は長い歴史を刻んできました。
石川村から国際都市へ – 石川町の歴史的変遷
この地の歴史は古く、鎌倉時代には「石川村」として記録が残されています。そして明治の開港期、山手の丘には各国の領事館が建ち並び、国際都市・横浜の象徴的な場所となりました。
今も緑豊かな姿で残る山手イタリア山庭園は、かつてのイタリア領事館跡。西洋館のとんがり屋根の建物と白壁の建物、そして眼下に広がる中村川の水面――この丘と水辺をつなぐ風景こそが、「異国と横浜が出会うまち」石川町らしさを象徴しています。
令和8年完成 – 石川町に新しい水上交通の拠点が誕生
令和8年(2026年)、この歴史あるまちに新しい水上交通の拠点となる桟橋が完成します。運河とまちを再びつなぐ”水の入口”であり、山手イタリア山庭園へと続く新しい景観軸のはじまりでもあります。
この桟橋は、石川町の新たなランドマークとして、水辺と丘をつなぐ役割を果たします。
石川商店街は愛称を「アイキャナルストリートi-canal street」とし、かつて栄えた運河の姿への再生と石川町が運河の歴史と共に発展してきたことを伝え続けています。
運河を活用した様々な取り組みにチャレンジしていきます。ご期待ください!
桟橋の名称を公募 – あなたのアイデアで歴史に名を刻む
この歴史ある場所にふさわしい桟橋の名称を、地域のみなさんから公募します。未来へ続く想いを込めた名前を、ぜひお寄せください。
ご応募はこちらから
応募期間:2025年11月1日(土)〜12月14日(日)
採用者には特典として記念品を贈呈致します!




